ビスケット挿入箇所の切削ジグ(治具)

ジョイントカッターは高くて買えないので、トリマーのビットで代用する。そのため、ビスケットごとに切削範囲を気にせず削るためのジグを作った。

要するに、削りすぎ防止のストッパー的役割を果たしてくれるものだ。刃を入れる奥行きと左右の範囲を固定するため、ジグの形はコの字型になている。

木、アクリル板、MDF板で作ってみた。これで削りすぎることはない。アクリル板は滑りやすいので、クランプで固定するときは要注意だ。
右図のようにジョイントカッターなしでも削れる。ただし、板の中央にビスケット用の穴を開けるようなことはできない。ジョイントカッターでは、ちょうど立てるような削り方をする。

板矧ぎ用に作ったから、目的は十分に達成できた。ただジグを作った後で気づいたが、ビスケットを入れる位置は、左右に数ミリずれようが、切削穴が大きくなろうが、あまり精度には影響しない。

20番のビスケットを70ミリの穴に入れようが、72ミリの穴に入れようがたいした問題はないということだ。