スライド蝶番の模型で取り付け方・加工方法を思い出す

スライド蝶番はたびたび使うので、模型を作ることにした。必要なことを書いておけば、加工方法や取り付け方が分かってくる。要求される板の厚みもだ。

所持しているスライド蝶番の径25センチは、キャッチ付き、ダンパーなしの全かぶせの蝶番だと分かった。側板の厚みは、1.4センチでも大丈夫。前板を、1.1センチ以上に彫るから前板の方が厚み要求されるかもしれない。

ただし使用するネジにもよるが、側板にはある程度の厚みが必要で、12ミリの合板だと貫通してしまう。スライド蝶番を取り付けるにあたって、たぶん初心者で落とし穴になるのは、このあたりだろうと思う。

左図に「側板より前板が厚みを要求される」というのは、切削を要求されるためで、短いネジを側板用に使えば、側板が薄くても何とかなるからだ。

「かぶせ」は、5ミリではなく7ミリ以上とらないと、板の端から亀裂が入る。このあたりの調整も難しい。

スライド蝶番には、0ミリ厚と5ミリ厚のものが売っており、一般的に手に入りやすいのが0ミリ厚のほうなのだそうな。