ホームセンターでの安い木材の買い方

安い木材はどうすれば購入できるのだろうか? ホームセンターを10件程度回って分かったことがある。

まず、セールスや安売りをしているからといって、そのホームセンターが最も安いわけではないということ。

さらに「4ミリ厚のラワン合板」なら、A社が安いが、「9ミリ厚のラワン合板」ならB社が安い、というように同じ種類の木材でも厚みが違うと価格も異なる。

ラワン材なら、ここが安いとひとくくりにはできないことも分かった。だから、厄介なわけでもあるわけで、ホームセンターなら、ここへ行けばとりあえず大丈夫というものがない。

右図はMDF板のある日の価格だが、同じMDF板でも特定の厚みは、別の店舗で購入したほうが安いということもある。さらにえば、サブロク板のサイズで全部のお店が販売しているわけではないから、同一面積、体積で換算すると、サブロク板サイズで買うと実は損をしているというのもある。

ためしに、6フィートと12フィートの1×4の値段を比べてみるといい。一般常識で考えれば、12フィートのほうが安くなると考えがちだがそうならない。6フィートを2本購入したほうが安くなることが往々にしてある。

人工物でないというのもある。12フィート丸々、販売に耐えるものでないと店頭に並ばない。8フィートあたりに傷がついていたら、12フィートとして販売できないが、6フィート分なら売れるということになる。

このあたり業者の販売戦略にもかかわってくるから一概には言えないが、ひとまとまりの木材が入庫され、しばらくたつとロクでもない木材ばかりが残るので、積み上げられた木材を見かけたら買い時だと思ったほうがいい。