トリマーの置き方・事故防止

トリマーのスイッチが側面ではなく尻の片方についているタイプを使っているが、床に置いた拍子にスイッチと接触して、電源オンになってしまったことがある。

当然、ビットが回り始めたのだが、この時、近くの木片が刃に接触していたら、何が起こっていたか分からない。毎分3万回転ともいわれているので、弾き飛ばされても不思議はない。

ビット自体が大きかったら、床と接触してトリマーが飛び跳ねていたかもしれない。特に刃をもつ工具は取扱注意。斜めに置くかたちになるので、毎回どこが接地するのか分からない。刃が接触しないような置き場所が必要だ。
あるいは電源が入っても安全な置き方になる台やケースがあってもいいだろう。

このように、けっこう危険な目には遭うものなので、メモをとって対応していくことをおすすめする。ネットのDIY動画のなかには、とても危険でマネできないようなものがある。

たとえばサンダル短パンの状態で、丸ノコを使い、両端に支えを置いて、真ん中で切る、なんてことをしている人がいる。キックバックが起こって太ももを切ったら大惨事になる。

トリマーでいきなり刃を1センチ出して、削れないとか呆れる話もある。電動工具の力を侮ってはならない。事故防止策を思いついたら、できるだけ早く実践することだ。