日曜大工からはじめるDIY木工

おすすめの工具のひとつにパラレルクランプがある。ハタガネと同じく多くは木材の締め付けに使われるものだ。ただし、ハタガネに比べて価格が高い。

当ページに掲載しているパラレルクランプは台湾メーカーのものだ。台湾に限らず、大陸メーカーの技術力は侮れない。

このパラレルクランプは、板矧ぎをする際に使用したのだが使い勝手がものすごくいい。パラレルクランプの利点のひとつは直立させられること。ふたつあれば、作業台の上でも直立可能だ。

ゴムをクッションに使っているので跡が残りにくい。長さは80サイズが使いやすかった。100サイズは締め付ける力が１トンと強力だが、重さが２キロ近くある。

さすがに大きいため、100サイズだと少し取り回しにくい気もする。

右図のような締め付けをしていると合計の重さが大変なことになる。持ち上げるのにも一苦労だ。ただ便利なので ハタガネよりもパラレルクランプに頼ってしまう。

どうも木工の技術が上達すると、クランプやハタガネの数が増えるそうで、このことはよく分かる。いい加減、クランプラックを作って収納を考えないと、作業スペースを少しずつ圧迫されてしまう。

ラックは重量をできるだけ軽くしようと考えるが、パラレルクランプ複数を支えるなら、１×４では心もとない。となると重量がまた増えるわけで、すぐにはできそうもない。