塗料の実際の色は? 色調見本表

塗装するなら木材の種類ごとに発色の状態を見なければならないので、色調見本表を作った。

ニスは3種類、ツヤありとツヤ消し、塗り方は1度塗りと2度塗り、そしてニスなしで状態を分けている。

【カンペハピオ】
・カンペハピオのライトオークは、1度塗りも2度塗りもほとんど色が変わらない。
・ライトオークと新オークはほとんど同色。
・桐は色のノリがいい
・シナベニヤは横ににじむ

・新メープルは薄く塗るのがいい
・ムラが出るのは塗りが足りないからか? まだ浸透する? →濃くなる
・カンペハピオの内蓋はピッタリと閉まらない → 上蓋を回して、内蓋を抑え込む

【ターナー色彩】

・ミルクペイントは水をつけると塗りやすい
・黒は2回塗りしても差が分からない → 1回でやめる
・1回目は濃く塗って、2回目は薄く塗るとムラになる → 1回で均等に塗って、2回目は塗らない方がよい

【アサヒペン】

・アサヒペンで、桐にブラックを塗って木目を生かすのは無理
・ファルカタ材はアサヒペンのノリがいい
・ブラックの2度塗りはムラになる
・薄く塗れば綺麗。しかし、筆で一度塗りするのは難しい。重なる部分が出れば、2度塗りにかりかねない → ローラーを使ったほうがいい

【ニッペ】
・ニッペのWOODLOVE水性ウレタンニスは、甘い匂いがする。フルーティーというか……。またツヤ消しクリアーは、塗装直後は白っぽくなる。原液のままでは塗りにくいので、水で少し薄めたほうがいい。

筆やハケで塗るときは抜け毛に注意。ニスに貼りついたままだと取るのが困難になる。筆やタケ以外の塗り方を選んだほうが無難。