塗装後の乾燥アイテム

塗装した作品、材料を乾燥させるときは、接触面を小さくさせるために百均で売っている「猫よけマット」などが便利だ。

量を買いこんで、一度に塗れる作品の数を増やすに限る。できるだけ面積の広いものを購入するといい。面積の大きいものなら、ハサミで網の部分を切断して小さくできる。こちらのほうが経済的だ。

ただし、塗料で着色する場合は、表と裏を同時に塗らない。かならず時間をおいて着色すること。でないと、剣山のような補助具を使っても、跡が残る。

またミルクペイントのような非ステイン系の塗料を一度に両面に塗ると、色移りしてしまう。それがさらに次の木材に色移りする原因になる。

注意点がもうひとつ。右図のように軽い木材を乗せて乾燥させるのはかまわないが、組み立て後の着色のように、重量が増したものを置いてしまうと、痕が残る。

裏表を時間を空けて塗装したとしても、自重で押されて、剣山の先端が食い込んでしまう。結果、規則正しい間隔でブツブツの痕が残ることになる。

経験でいえば、組み立て後の作品などの重いものは、マットのようなやわらかいものの上に置いたほうがいい。