DIYでの扉の作り方

扉を作るときは床から離して取り付けること。でないと、床との摩擦で開けにくくなる。床とのあいだに、1~2ミリ厚の紙でも敷いて、床から浮かした状態で本体に接合すること。

左図は隙間が足りなかった例。さすがに開けにくい。現在は、2ミリ厚のアルミ板を敷いて、その上に扉を乗せて接合している。

さらに1枚板だと反るので、框組み扉にしたり、何枚かを板矧ぎの要領で組み合わせたほうがいい。
右図はうまく隙間を開けた例。開閉に問題なし。スムーズに開け閉めできる。脚のついた家具ばかり作っていると、扉が床と接触しないので、ついこのスペースを開けることを忘れてしまいがち。

その分の長さを引いた設計をしないと、扉が床で擦ってしまって開かなくなる。

床から数ミリ浮かせた状態で、扉を本体に接合するのは両手2本では難しいので、ジグを作るなりして、浮かせた状態をクランプなりで固定しておくといい。